ISDNは衰退し、インターネット接続環境がどのように変化していくかと、プロバイダの役割についての文章です。

業者の得意分野から選ぶプロバイダ
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ISDNは衰退。プロバイダの仕事は変化。

私はプロバイダで働いていますが、ISDNの利用者はかなり少なくなっています。仕方がないことだと思います。なんといっても速度が出ないからです。いろいろな種類のWEBサイトがあります。動画、音楽、ゲーム、ニュースなどなど。動画や音楽は、一定以上の通信速度が出ないと観たり聴いたりすることが出来ません。テキストが多いニュースのサイトでも、たいていの場合、サイズの大きい写真やFlashがありますので、速度が遅いとストレスを感じてしまいます。そのため、ISDNは少しずつ衰退し、ISDNに変わり、FTTHが普及しているのです。

そんなFTTHも、最近は影が薄くなりつつあります。LTEや4Gという高速通信が普及しているからです。これらは、携帯電話の回線ですが、LTE、4Gのルータやテザリングのできる端末があればパソコンもインターネットに接続できます。LTEや4Gは、FTTHのように回線の引き込みは必要ありません。なぜなら、携帯電話と同じだからです。回線の引き込み工事が必要ありませんから、契約後すぐに使えるというメリットがあります。また、基本的に携帯電話と同じなので、持ち運ぶことも可能です。LTEや4Gを、FTTHと比べると、若干速度が遅めですが、まったく問題ありません。どんなサイトでも十分閲覧可能です。

携帯電話が普及し、自宅に固定電話を引き込んでいない方も多いですが、これからは、インターネットも、自宅に引き込む時代から、個人が持ち運ぶ時代に変わりつつあるのだと、私は思います。

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